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Writing by 川口美樹

「好き」って何か分からない!恋愛感情とは何かを恋愛のプロが解説

Writing by 川口美樹

「好き」って何か分からない!恋愛感情とは何かを恋愛のプロが解説
createこの記事を書いた人
川口美樹 恋愛プロフェッショナル
元俳優。1,000人以上の人生相談経験を元に、恋愛市場への本質的な情報発信を開始。恋愛・結婚・ジェンダー・夫婦・SEX・キャリアについての総合雑誌のような存在を目指し、講演も行う。書籍『なぜあなたの恋愛は思い通りにならないのか?』

好きってなんだろう?

古今東西、ありとあらゆる人が頭を悩まして来たテーマですよね。

そしてどんな天才の頭脳をもってしても、誰一人としてその答えにたどり着けていないテーマでもあります。

あなたが「好きってなんだろう?」って考えた瞬間はどんな瞬間でしたか?

僕が知っている中では

・長い間、片想いしてきたけど、「好き」なのか「執着」なのかがわからなくなって来た
・別れなきゃなぁと思うけど、情なのかなんなのか、別れきれずにいる
・「好き」という感情を味わったことがなく、周囲の恋愛話を聞いていて、どうしてそんなにすぐに人を好きになれるの?と疑問をもつことが多い
・何回かデートを重ねる中で、いいなぁと思いつつ告白しようとまでは思えない
・友達として見ていた人が急にあるときを境に気になりだした
・他の異性を話していたりするとヤキモチを妬いているけど、ドキドキを感じたりエッチしたいと感じたりはしない

といったような瞬間に、そう疑問に感じることがあるようです。

そのキッカケは本当に人さまざまで、「好き」という感情の正体を明確に説明できる言葉を、僕もまだ見つけられていません。

ただ、おそらくあなたは「好きってなんですか?」という質問に対する答えが欲しい訳ではないのだと思います。

きっと「このモヤモヤの正体は何ですか?どうすればモヤモヤしなくなりますか?」ということを知りたいんじゃないでしょうか?

僕が1,000人以上の人をカウンセリングして来て、かつ恋愛に関する書籍や心理学の研究などを見ていて、一旦結論づけていることは、

人は”何かと繋がっている必要性”を感じた時に、”好き”という感情を作りだす

ということです。

裏を返すと、人が何かしらのヒト・モノ・コトを好きになるのは、その対象との「繋がり」を取りたくないからだ、ということです。

僕が、そう結論づけるに至った理由を、あなたにも共有したいと思います。

その過程で、今、あなたの抱えているモヤモヤの輪郭がハッキリしてくるはずです。

科学的にも「好き」の感情は解明されていない

好きって何

まず、大前提というか豆知識的なお話を。

恋愛に対する学術的な研究が本格的に始まったのは、1960年〜1970年くらいの間で、実は歴史がものすごく浅いんですね。

それまでは「科学者が恋愛を研究するなんて」という偏見や、「恋愛という神聖なものを科学的に解き明かすことは反対」という保守的な意見によって、「恋愛を科学する」ということ自体敬遠されていたフシがあったようです。

しかし近年になって来て、認知の研究(=世間的には脳科学と言われている)が加速してきて、恋愛をした時の脳の反応にある程度の共通点があることもわかってきました。

恋愛感情は麻薬のような働きもある

例えばその一つとして、恋愛感情を抱いた時、脳内分泌されるホルモンには次のようなものがあります。

・アドレナリン(攻撃性や敵対意識など司るホルモン)
・ドーパミン(快楽を感じるホルモン)
・セロトニン(友愛やリラックスに関係するホルモン)
・オキシトシン(愛情や絆を形成するホルモン)
・テストステロン(性欲や支配欲を起こさせるホルモン)

これらすべてのホルモンが「好き」という感情に作用しています。

例えば、ある異性に一目惚れした時に脈が上がったり、その人の前だと緊張して汗が止まらないというのはアドレナリンによる作用ですし、

一方で熟年夫婦が「この人一緒にいると自然体でいられる」と感じるのは、セロトニンやオキシトシンによる作用だとされますし、

何度も何度もワンナイトのセックスに溺れてしまう人は、ドーパミンによる快楽のみを求めてしまっており、それは麻薬やアルコールなどの中毒症状・依存症状ととてもよく似ている、なんてこともわかっています。

このように現時点では、「恋をした時の行動にはホルモンの影響があり、その行動原理を一応説明することはできる」ところまできています。

人が魅力を感じる時、「免疫遺伝子」が関係している

また遺伝子レベルの話で言いますと、人が「あ、この人いいな」と思う時、HLAという免疫に関する遺伝子が、その人の発するフェロモンを感知し「相性の良し悪し」を判断しているということもわかってきました。

1995年に、スイスの大学で行われたTシャツ実験と呼ばれる面白い実験がありまして、

44人の男性のTシャツの匂いを、49人の女性に嗅いでもらい「どの匂いを魅力的と感じたか?」のアンケートを取ったところ、「魅力的と感じた人ほど、その人のHLA遺伝子のタイプがかけ離れていた」ことがわかりました。

優秀な遺伝子を残すためには、免疫のタイプが違う遺伝子同士を掛け合わせ方がいいため、人は本能的に「免疫のタイプ」がかけ離れた人を(文字通り)嗅ぎ分ける能力を持っているのだろう、ということがわかった訳です。

ちなみに、このHLA遺伝子の違いを根拠にしたマッチングを促す婚活サービスも登場しています。

恋愛の科学的究明はこれから

しかし、科学者たちに『じゃあ何でそのホルモンが出るんですか?どういう条件で出るんですか?』と聞いても「それがわからんのですよ」と答えられますし、

『性的な魅力を感じなくても好きになることはありますよね?』って聞いても「まぁそうだよね、としか言えない」と返されてしまうのが、現状です。

現段階で科学的に言えることは「その程度」のことであり、科学は本質的な疑問にはまだ答えられていません。

ただ、これから研究が加速していけば、僕らが生きている間には解き明かされるかも、という期待は持てそうですね。

「好き」という気持ちの6つのカタチ

好きって何

また心理学の世界では、ジョン・アラン・リーという学者さんが恋愛のカタチを『the colors of love』(1973)にまとめました。

これはラブスタイル類型論と呼ばれ、恋愛のタイプを「エロス・ルダス・ストルゲ・マニア・プラグマ・アガペー」の6つに分けました。

ラブスタイル類型論は「恋愛のカタチ」をわかりやすく説明したものとして、評判を呼びました。(今もこの仮説の検証が行われています)

専門的な解説はウィキペディアに譲るとして、それぞれの恋愛のタイプを簡単に説明するとこんな感じです。

エロス:情熱的な本能的な恋愛。一目惚れ。恋愛至上主義。口ぐせは「ビビッときた、雷が落ちた」

永遠に仲良くなれる気がしない

プラグマ:打算的な恋。年収や肩書き・社会的な地位に弱い。口ぐせは「女の子に奢れない男はクズ」

==============

ストルゲ:居心地の良さ重視。親友のような恋人。ロマンス不要。口ぐせは「一緒にいてなんか楽」

永遠に仲良くなれる気がしない

マニア:独占欲・嫉妬心全開。私だけを見て!メンヘラ気質。口ぐせは「私のこと好き?」

==============

ルダス:恋愛工学・ナンパ。ゲームのように恋愛する。口ぐせは「俺、上手いよ?」

永遠に仲良くなれる気がしない

アガペー:自らの犠牲を厭わない。尽くしまくる献身的な恋愛。口ぐせは「いてくれるだけでいいの」

==============

どうでしょう、こうやって見ると「自分の好き」がどの「好き」に近い感情なのか、わかりやすくなりませんか?

また、友達に「好きってどういうこと?」と聞いたときに、その回答に全く納得できなかった理由もよくわかるのではないでしょうか。

例えば僕はストルゲ的な恋愛のスタイルを好むので、マニアの人たちの気持ちがわからないですし、

自分の直感を大事にしているエロスの人は、「年収や肩書きで相手を選ぶなんてばっかじゃないの」とプラグマの人を見下すでしょうし、

アガペーちっくな人は「ヤリモク」で恋愛するルダスな人の顔をビンタしたくなるはずです。

ただ、このラブスタイルは固定されているものではなく、相手が異なればスタイルも変わるということもあります。

ルダス的にナンパばかりしていた人が、真実の愛に目覚め、ストルゲやアガペーに寄っていくなんてこともよく聞く話ですね。

人は”好き”という感情を錯覚することがある

好きって何

ここまでは抽象度の高い話が多かったので、ここからはもう少し具体的な話に突っ込んで行こうと思います。

ここからお話したいことは、「人は時として”好きという錯覚”を起こす」という話です。

エッチをすると好きになるのはどうして?

よくある話として、マッチングアプリで出会った相手となし崩し的にセックスをしてしまい、最初はそうでもなかったのに、だんだん相手の子を好きになってしまう現象がありますよね。

これは「認知的不協和の解消」という、自分の中の矛盾を解消するために無理やりなこじつけをしてしまう心理作用が働くためだと言われています。

この時の人の思考をたどるとこんな「こじつけ」が発生しています。

①私は好きになった人とでないとセックスはしない。自分はビッチではない
②と思っていたのに、出会ってすぐにエッチをしてしまった
③この矛盾はすごく気持ちが悪く、自分にとって不快だ
④いやまてよ、私はビッチじゃないのにどうして彼とエッチしたんだ?
⑤あ、そうか私は彼のことをどっかで好きだと思ったんだ
⑥そうだ、だからエッチしたんだよ。うん、そうだよね。きっとそうだ。
⑦好き〜!!!

言葉にするとバカバカしく聞こえますが、この思考回路が瞬時に形成されてしまうので、本人は自分がこじつけをしていることに気づけないんですね。

自分の自尊心を傷つけないために「好きだから」という感情を作り上げているわけです。

別れたいのに別れられないのはどうして?

恋人のことを友達に相談すると「そんなやつさっさと別れちゃいなよ!」と言われる。

その意見も頭ではわかるけど、長く付き合ってきた期間もあるし、情というかまだ好きという気持ちがある。

こういう時、その人には「サンクコストバイアス」という認知の歪みが起こっています。

サンクコストバイアスとは、要するに「これだけ手間暇かけたんだから、それなりのリターンをもらわないと割りに合わない」と感じ、引くに引けなくなってしまう心理のことです。

このバイアス(偏見)が強くなると、モラハラなどの明らかな被害を受けているのにも関わらず、「これだけ尽くしているのに、彼が愛情を与えてくれないのは、自分の愛情が足りないからだ」という曲がった思考を生み出してしまいます。

これは個人的な意見ではありますが、「情」という言葉を使った瞬間に、それはもう本来の「好き」からはかけ離れたものになっていると思った方がいいでしょう。

モテている人ほどモテていくのはどうして?

他にも、人が「好き」という感情を捏造する心理効果の一つに「ハロー効果」があります。

ハローとは後光の意味で、ある一つの目立った特徴の印象によって、他の印象もその印象に引っ張られてしまうことを指します。

例えば、強烈なイケメンを見ただけで「きっと性格もスマートで、仕事もできるに違いない」と思い込んでしまったり、逆にちょっと意見が食い違っただけで「あの人は自分のことが嫌いなんだ。性格も悪いに違いない」と決めつけてしまったりするような心理などが挙げられます。(心当たりありますよね?)

このハロー効果によって、モテている人は、そのモテているという事実によって、さらにモテるという現象が起こります。

つまり「あれだけ異性に言い寄られているということは、よっぽど魅力的に違いない」と思い込んでしまっているわけですね。

自分の「好き」に自信が持てないときは、認知バイアスを疑おう

認知的不協和の解消・サンクコストバイアス・ハロー効果、どれも人の正常な判断を邪魔するものです。

これらの人の思考を歪める思い込みのことを認知バイアスと呼びます。自分の中での決めつけのようなものだと思ってください。

他にもいくつか認知バイアスがありますが、ここではその事例を知るというよりも、「自分の思考には何かしらのバイアスがかかっている」という意識を持つことの重要性を理解して欲しいと思います。

今この記事を書いている僕ですら、人の思考は認知バイアスに影響されているはずだ、というバイアスに影響を受けているわけです。

自分の「好き」に自信が持てなくなった時には、「これは何かしらの認知バイアスが作り出した”嘘の好き”ではないか?」と考えてみると、自分を客観視することができますよ。

「友達として好き」と「異性として好き」の違い

好きって何

どうでしょう、だんだんとあなたの中のモヤモヤの輪郭が少しずつ、はっきりしてきたのではないでしょうか?

ここからは科学や心理学の話は抜きにして、僕の経験と知見のみで判断した話をしていきます。

かなり主観が入った意見ですので、「そういう考え方もあるのか」という視点で参考程度に読んでもらえると嬉しいです。

(ここまで読んだあなたは『この人は恋愛のプロだから本当になんでも知ってるんだな!』と思っていたかもしれませんが、それはハロー効果による認知バイアスです。まぁ、認知バイアスがかかるように書いてきたんですけど)

友達を好きになってしまう時の3つのパターン

今まで「ただの友達(同僚)」と認識していた人が、ある日を境に「気になる人」になることは割とよく起こります。

僕はこれには三つのパターンがあると思っています。

①本当は最初から好きだったのに、無意識で「友達でいよう」と決めていた
②「友達としての存在感」が大きくなりすぎて、誰にも渡したくないと思い始めた
③恋愛で数々の失敗をした結果、ふといつもそばにいてくれる人の大切さに気付いた

パターン1

自分の両親の不仲や過去のトラウマなどから、「恋愛なんてロクなもんじゃない」「恋愛すると傷つくんだ」ということを学習してしまった人に起こるパターンです。

「人を好きになる」ということに恐れを抱くようになったために、「友達としてなら好きになれ」ていたわけですが、無意識下に押さえ込まれていた「人のことを愛してみたい、愛されてみたい」という欲求が、「この人なら信用してもいいんじゃないの?」と問いかけてきている状態です。

パターン2

友達に依存心が芽生え始めると、「嫌われたくない」という気持ちから、その人を独占したい欲求が起こります。

その友達の存在にいつも助けてもらってばかりいる、その友達がいなければ自分は自分に自信が持てない。そう感じている人は要注意です。

それは純粋な「好き」ではなく、「好き」の力を利用してその人を「自分だけのもの」にしようとしているのかもしれません

パターン3

上の2つの比べて割と「正常な」気持ちの変化だと言えるでしょう。

「友達だと思い込んでいたために、恋愛対象にすら入れてなかったけど、よくよく考えてみたら自分のことを一番に理解しているのはコイツなのでは?」

と考えているなら、その「好き」はGOサインです。結ばれれば幸せになる可能性が高いです。

性欲はわかないのに「いいなぁ」という気持ち

なお、冒頭でも紹介した

・デートしていて「いいなぁ」とは思うのにピンとこない
・嫉妬心はあるのに、恋愛感情や性欲は起こらない
といった場合も、パターン1の「無意識での恋愛感情の抑圧」が関係している可能性が高いです。

前者は、例えば「婚活しなきゃなぁ」となんとなく義務感から行動していて、そもそも心から恋愛したいと思っていない人、あるいは「相手に求める理想が高すぎて、その理想に届かないとスイッチが入らない」人によく見られます。

後者は、性的なものへの嫌悪感を抱いている可能性が高く、「この人を手放したくない」という思いと「身体的な結びつきは作りたくない」という思いが入り混じっている状態です。

そのどちらにも共通しているのは「恋愛すること」=「人と深い信頼関係を築くこと」への恐れがあるということです。

恋愛することが怖いがゆえに、

・積極的に人を好きになろうとせずに生きてきて結婚年齢が迫ってきた
・あえてハードルを高めることで、恋愛をしなくてもいいようにしている
・独り占めしたいのに、好きにはなりたくない

といった倒錯した感情が生まれてしまっている、というわけですね。

「好き」という感情は「つながり」を作るために必要

ところで冒頭で僕が先に結論づけたことを覚えているでしょうか?そう、

人は”何かと繋がっている必要性”を感じた時に、”好き”という感情を作りだす

というアレです。

ここまで「好きなのか好きじゃないのかよくわからない」というモヤモヤの輪郭をはっきりさせるために、いろんな可能性についてお話ししてきました。

あれらは全て、全て「誰かと繋がっていたいから」で説明できる気がするんです。

・脳が色々なホルモンを出して嫉妬心や絆を作ろうとするのも
・遺伝子にフェロモンを通じて相性を測る仕組みがあるのも
・エロスやマニアといった理性の効かないような恋愛感情を起こすのも
・ストルゲやアガペーのような理性的な愛情を育もうとするのも
・ルダスやプラグマといった本来の恋愛感情に紐づかない恋愛のスタイルが生まれるのも
・認知バイアスによって、こじつけでも「好き」の感情を作り出そうとするのも
・「恋愛なんてしたくねぇ!」と押さえ込んでも「愛されること」への渇望が消えないのも

全て「一人になりたくない」という恐れからきていると考えると辻褄があうんですよね。

モノやコトへの「好き」も「つながり」で説明がつく

この「繋がっていたい」という欲求は人以外にも通じるところがあります。

例えば「好きな仕事」は好きでない仕事に比べて、より社会との繋がり(貢献感や自己重要感)を感じやすいはずですし、

「好きな曲」には、その歌詞や曲調に何かしらのシンパシーを感じられるはずですし、

「好きな漫画」や「好きな映画」には、自分の気持ちを代弁するようなキャラクターがいるはずです。

このように僕たち人間は「自分以外のモノ」で「自分」を定義しているので、誰を好きになるか、何を好きになるか(または嫌いになるか)で自分というものを理解しようとしています。

だからこそ、「好き」の感情を錯覚してしまうと、あるいはその正体がわからないと、「自分が何者なのか?」が不透明になって、とてつもなく不安になってしまうのではないか、というのが僕の意見です。

「つながりの欲求」は自己分析に役立てることができる

また僕がこう結論づけるのは、「こう考えることによって自分の分析がしやすくなる」と考えるからでもあります。

「なんで好きでもない人のことが気になってしまうのだろう?」あるいは「どうして自分には他の人みたいに”好き”という感情が湧かないのだろう」と考えると答えが出てこないのですが、「どうしてわたしはこの人(モノ・コト)と繋がっていたいと思うのだろう?(あるいは思わないのだろう?)」と考えると、自分の意外な一面に気づける確率が高くなるんです。

例えば

「わたしは”この人”が好きなんじゃなくて、”好き”でいようとすることで自分を保とうとしていたんだ」とか、

「自分が人をなかなか好きにならないのは、誰かと繋がっていたいという欲求が少ないのかもしれない」とか

「繋がっていたいという気持ちがあっても、必ずしも恋人同士にならなくてもいいんだ」とか

そういった新しい気づきが生まれやすくなるんですよね。

あなたもこの記事を読みながら何かしらそんな風な気づきがあったのではないでしょうか?

「好き」を解明するのではなく、「自分」を解明しよう

繰り返しになりますが、あなたが「好きって何?」と考えたくなったのは、「わたし」がわからなくなったから、ではないでしょうか?

だからモヤモヤして、「好きって何?」と検索したのではないでしょうか?

僕らの「好き」という感情は、まだまだ正体の掴めない複雑怪奇な感情です。ですから「好き」を解明するのは世界の天才たちに任せておいて、僕たちは「自分」を解明しようではありませんか。

自分の中の「好き」に自信が持てなくなったときはぜひ、「自分はどうしてこの人と繋がっていたいのだろう?」と問いかけてみてください。

認知バイアスによって生まれた歪んだ「好き」なのか?心の底からこの人と一緒にいたいと感じた上での「好き」なのか?

そしてその人とは恋愛関係にならないとダメなのか?「人として好き」のままでも十分に幸せなことではないのか?

あなたが今抱えているモヤモヤは、その問いかけによって霧が晴れ、そこにあなたの本当は知りたかった「自分」がいるはずですよ。