BAE BAE miel lbe unjour line facebook twitter instagram
人気マッチングアプリの口コミ・評判
×
ページ上部へ戻る
PR 恋愛や結婚

【アラサー女性のお悩み相談室】結婚orキャリア・・・どっちを取るべき!?

Writing by マッチライフ編集部

【アラサー女性のお悩み相談室】結婚orキャリア・・・どっちを取るべき!?

周りも結婚してきたし、親も年を取ってきたし……。自分の思いと、周りの変化に揺さぶられ悩みに悩むのが「結婚のタイミング」です。

今回のお悩み「結婚かキャリアか?」に答えてくれるのは、オールハンド施術で骨格や筋肉を整え、心理の面からも女性の美しい心と体を追求してきたプロボディデザイナーの益本香織さん。アラサー女子の切実な悩みに答えてもらいました。

今回のお悩み:結婚orキャリア

私も31歳。周りの友人たちは続々と結婚しはじめ、親には「そろそろあなたも……」と心配されて、私も結婚しなきゃと若干焦っています。

でも30代からがキャリア本番だし、アパレルショップ店員から、ずっと憧れていたジュエリーブランドのプロモーション会社に転職したばかり。これからもっと力をつけてキャリアアップしたいんです!

一応、結婚を考えられる彼氏はいますが、やっぱり結婚したら、家事やら夫婦関係やらで仕事に集中できなそうだし、やりたいことも自由にできないのではないかと結婚を決意できずにいます。

グダグダ迷っている優柔不断な私にアドバイスをください。

益本さんの回答

先生

ご相談内容を聞くかぎり、この方が“今やりたいこと”は「仕事でもっとキャリアアップしたい」という点ですね。

結婚についてはしてもいいかな?とは思いながらも、「しないといけない」「決意できない」など、自分がしたいというよりは「周りも結婚しはじめたし、親のプレッシャーもあるし、そろそろしなくちゃ」という外的要因がまだまだ多そう。

じゃあ、まだ、結婚しなくていいんじゃないでしょうか。そんなこと言うと、回答がここで終わってしまうんですけどね(笑)。

先生

結婚や妊娠は「したいけどできない」という苦しみを抱えていらっしゃる方がたくさんいますね。ですが、心と体はちゃんと連動していて「現状はその人がなりたいようにしかなっていない」と、私は考えています。

複雑な場合もありますが、今回のこのご相談者様は、結婚相手にものすごく困っているわけでもないけれど結婚しない、というケースのように思うんです。

うすうす気づいているかとは思いますが、実は、本人が「まだ結婚したくない」と思っているのでは?時間もお金の使い道も自由だし、仕事ではパフォーマンスが良ければきちんと評価してもらえる。それって、素晴らしいこと。30代で仕事の楽しみを覚えてきたご相談者様が、それを手放したくないと思うのは当然だと思います。

結婚すると今までのような自由は利かなくなるし、家事のパフォーマンスがいかに高かろうと「素晴らしい仕事だった!」などとは誰も褒めてくれませんものね。子どもを授かればなおさらです。

同棲と結婚を比較して考えるとよくわかると思います。日常のやるべきことは、結婚しても夫婦によってはあまり変わらないかもしれません。しかし決定的に違うのは、結婚して他人と夫婦(家族)・相手の家族の一員になること。

そうすると、両家に起こる幸せな出来事は結婚前より倍になって楽しめますが、万一、夫やその家族が病気やケガや介護など好ましくない状況になった場合は自分の問題にもなります。逆に、自分や自分の家族の出来事も、夫やその家族にとっての問題です。自由な時間も今より少なくなりますよね。

つまり、結婚は相互にとって“責任”をともなうものなんです。「結婚を決意できない」のは「まだ責任を負いたくない」という“本音”のあらわれではないでしょうか。

「周りもしているし」「30代だし」といった自分の気持ちではない理由はいったん置いておいて、自分が望む未来の姿と“本音”にきちんと向き合ってみましょう。“本音”と“社会的建前”がごっちゃになっていて苦しいのは、年を重ねるごとに外的プレッシャーが増す30代女性の特徴でもあります。

「したいこと・したくないこと」と「すべきこと・すべきじゃないこと」を分けて考えれば、現時点での優先順位が見えてくるかもしれませんよ。

例えば、相談者様の事例をとってみると、「結婚は将来的にしたいけど、今は仕事に専念したい」「結婚はしたいけど、結婚にともなう責任を今は取りたくない」「転職したばかりだし、今はまず自分の仕事に集中すべき時で、結婚したいからと彼に依存するべき時ではない」など、冷静になって今の自分の本音を探ってみましょう。

迷う時ってまだ本音が自分でわかっていないことも多いものです。そういう時の特徴として、無意識に「〜のせいで」といった他責軸になっていることが多々あります。建前や親の声といったものもそれにあたるかもしれませんね。自分の本音に素直に、自分の責任で人生を生きる気持ちを忘れないで。

そして、今の自分の望みを知った上で、将来的にパートナーとどんな風に過ごしていきたいか、仕事の優先順位をどうしていきたいかなど、仕事やプライベートの5か年計画を立ててみるといいかもしれません。

まず書き出してみることで、なんとなくでも今やりたいこと・すべきこと、未来の道筋が見えてきます。計画といっても、設計はいつでも変更することが可能です。自分の成長に応じ、見る景色は変わるものですし、まずは考え込むよりも気軽な感じで立ててみてはどうでしょうか。

先生

そして最後にひとつアドバイスです。

会社で役職をもらうと、裁量も増え仕事も楽しくなるけれど、責任も増えますよね。ですが、キャリアアップを望まれているご相談者様は、この「責任」のとらえ方が、嫌なものではなく楽しめるようになってきたのではないかなと思います。

まずはご自身の“本音”にウソをつかず、自分のことをやりきっていく。すると自分自身の能力が上がっていき、もっと仕事でも責任のとれる自分になっていきます。

結婚も仕事とおんなじで、「妻」という役職をもらうんです。とっても楽しいけれど、同じく責任も増える。

でも「妻」という立場になってみないと、結局はその楽しみってわからないですよね。取り越し苦労で、実際は想像以上に楽しすぎる!ってこともあるわけで。

ですので、まずは目の前のことにエネルギーを注いで結果を出していってください。すると自ずと新しい景色が見えてくると思いますよ。

そうやってご自身のステージが変わると、今は相反するように見える、“仕事”と“プライベート”もうまく波にのっていくのかなと思っています。結局、それは自分の処理できる器が広がっているということですから。

益本 香織(ますもと かおり)

プロボディデザイナー・アフェクティブバストセラピスト。パートナーに選ばれ続ける、愛されボディづくりの専門家。 女性らしい曲線美とやわらかな質感をオールハンドでうみだし、愛される大人の女性のボディづくりを応援している。